1952-02-29 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号
従つて今日でもなお経営の合理化をはかろうとするならば、それはまず脱税を巧妙にやることだというふうに考えられていることは、まことに残念なのでありまして、以前大蔵委員会が音頭をとりまして、租税完納運動などもやつて、あの終戦後の税金に対していろいろ議論のありましたときに、多少なりとも大蔵委員としては、国のいろいろな施策に協力いたしておつたのでありますが、そういうことが今日はなくなつてしまつているということになつているのであります
従つて今日でもなお経営の合理化をはかろうとするならば、それはまず脱税を巧妙にやることだというふうに考えられていることは、まことに残念なのでありまして、以前大蔵委員会が音頭をとりまして、租税完納運動などもやつて、あの終戦後の税金に対していろいろ議論のありましたときに、多少なりとも大蔵委員としては、国のいろいろな施策に協力いたしておつたのでありますが、そういうことが今日はなくなつてしまつているということになつているのであります
○田中(織)委員 私あとの問題は、実はこの委員会が中核になつてつくつておる租税完納運動本部と、税法の議案説明に当りました政府当局からも出ておりますように、やはり納税確保の國民運動を展開してもらいたいという問題との、関連に関する問題でございますので、できれば大藏大臣に御出席願いたいと思います。
○平田(敬)政府委員 國会を中心に結成されました租税完納運動本部につきましては、私どもも非常にその必要性を実は痛感いたしておりまして、できますならば活発な活躍ができるように、予算上につきましても措置をいたしたいというので、いろいろ各方面とも打合せまして、話を進めてみたのでございますが、今御指摘の一億円の納税宣傳費は、大部分新聞の廣告費、それからポスター、そういう種類の費用に実は相当多額な費用がいるわけでございまして
これは占領下にある関係から、ことに財政計画の問題でありますから、関係方面等とも十分なる了解を得なければ実施が困難であるということも、われわれ了解しておりまするけれども、われわれの聞くところによりますと、総司令部の関係に対して大藏省から過去一年余の租税完納運動本部の活動状況についても、報告がなされておるやに聞いておるのであります。その報告の結論は、租税完納運動中央本部は何もしていない。
もちろんこういうことに対しまして、租税完納運動中央本部というものも設けられておるのでありますが、この運動だけではまだ物足らぬと思います。また神田の共立講堂で映画をやりましたり、漫才をやりましたり、そのあとで平田局長が御講演をなさつて、なかなかこれも効果があるのでありますが、そういうふうなことだけでは、私はこの両者の対立関係を緩和することにならぬのではないか。
○油井賢太郎君 あと一番最後に租税の完納運動でありますが、租税完納運動も大分大阪でも、名古屋でも盛んにやつておるのでありますが、これに三通りも、いわゆる流れがありまして、大藏省の主税局、それから別動隊として租税完納運動地方本部というようなものがあります。
小宮山常吉君 高瀬荘太郎君 高橋龍太郎君 中西 功君 川上 嘉君 木村禧八郎君 米倉 龍也君 小川 友三君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○調査承認要求に関する件 ○小委員会の設置に関する件 ○租税完納運動
それから凡そ正しい租税のために、これを完全に納めさせるために努力するという関係のものにつきましては、私共はこれは感謝しなければならんのでありますから、現に租税完納運動等が行われておる、かような極めて健全且つ民主的な團体に対しては敬意を拂つておるのでありますけれども、中では必ずしもそうでないものがないとはいえない、場合によつては租税の完納に却つて逆な効果を來すようなことを集團的に行おうとするような傾向
さらにまた徴收の実際につきましても、どこまでも納得のいく徴收方法によるべきでありまして、これについては租税完納運動本部等も全面的の協力をしまして、眞に上下こぞつてその目的の達成に協力すべきものであると考えるのでありますけれども、その実態は何といたしましても末端における税務官吏の心がけ一つにもよる事柄でありますので、この点については十分戒飭されまして、國民から恨まれないような方法において租税の徴收をされんことをお
過日租税完納運動本部が、公聽会その他の資料を集めに大阪の財務局に参つた場合に、相当優秀なる直税課長自体が、その管内における業種別はもちろん、國民所得を把握していないという結論を得たのでございます。從つてこれが指導機関たる当局においては、今後どういうような調査をなさるか、あるいはこの國民所得総額を、どういうふうな見方で主税局自体は見ておられるか、その点をお尋ねいたしたい。
これに対しまして申告納税の分は、一時非常に徴收を危ぶまれていたのでございますが、租税完納運動その他の御盡力によりまして、予算も若干オーバーする段階にまで参つております。
源泉課税におきましては、毎月きちんきちんと給料から天引されておりますが、申告納租の方におきましては、皆様御承知の通り、昨二十二年度は非常にこれが時期的に遅れまして、そして昨年十二月から本年の一月にかけて、租税完納運動が大々的に行われたような次第であります。
今飜つて昭和二十二年度の相税収入の状況について申述べまするに、昨年末以來國会を中核として租税完納運動が全國に亘り展開され、官民挙げて徴税の確保に努力した結果、徴税の成績は本年一月以降著しく良好となり、四月末目まで昭和二十二年度の予算額千三百五十四億円を若干上廻る程度の税収を確保し得たのであります。
今翻つて昭和二十二年度の租税收入の状況について申し述べまするに、昨年末以來國会を中核として租税完納運動が全國にわたり展開され、民官あげて徴税の確保に勢力した結果、徴税の成績は本年一月以降著しく良好となり、四月末日までに昭和二十二年度の予算額一三五四億円を若干上廻る程度の税收を確保し得たのであります。
成るべく納税者の良心的な申告によりまして大部分の申告納税が行われる、それによりまして相当の税額が、成べく早めに國庫に收納いたされまして、健全財政の趣旨が、年間を通じてばかりでなく、時期的にも適合するようにいたしたいと、まあかような考えでございまして、尚、参議院並びに衆議院を中核とする租税完納運動本部におきましても御協力を願いまして、本年七月に行われます第一回の予定申告につきましては、納税者の十分なる
○中崎敏君 大体租税完納運動が興つた趣旨は、大々的に國民運動を起して、國会を通じて大いに発破をかけてもらいたいというのが事の起りだつた。実際にそれが目的を達するためには、各議員が手をわけて各地方に行つて、國家財政の実情を訴えて強力にやつてもらいたいというのが趣旨だつた。そうすると議員の数が多ければそれが同時に大きな効果をもたらす原因になる。
○工藤委員 それは租税完納運動本部でやるということならいい。またそれを多くの議員が主張するならば、各選挙区に議員が行つて協力してやるというのならば理由が立つ。しかし二十五人も出て行つて一週間もやるというのは、はなはだ議会として不穏当だと思う。
○淺沼委員長 それでは工藤さんの御意見もございますから、取扱い方としては從來の方針を踏襲することにして、財政金融委員会も租税完納運動本部の一仕事としてやりたいというお考えのようですから、租税完納運動本部の仕事としてやつていただく。そういうことで御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
何と申しましても、このことは廣く國民全体の納税に関する新たなる意味においての御協力を得なければなりませんし、さいわいに最近租税完納運動というものが、相当に強い力をもつて伸びてまいりまして、この御協力が非常な効果をあげておることも、非常に感謝しておる次第であります。
その辺の実情を考えて政府も努力いたしまするが、さいわいに財政金融委員会を中心に國会で設立いたしております租税完納運動本部等におきまして、有効適切な方法により啓発、宣傳をしていただきますならば、よほど滑らかに納税していただくことがあるいはできるのではないか。いろいろな方策を考えまして、今少しく摩擦を少くして納税していただくような方法につきましては、万全を期したいと考えておる次第でございます。
○正示説明員 ただいまお話のように、今度の課税につきまして、その趣旨の徹底が不十分であつたというふうな御指摘でございまするが、これは初めに申し上げましたように、制度自体につきましても十分これを徹底させる点につきまして不十分であつたといあことは、私たちも認めている次第でうりまして、この点につきましては、先般國会の中心の租税完納運動中央本部というものが、やつと本年一月になつて結成を見たのでございますが將來
ただいま御説のように、昨年末は日銀券が非常に膨張いたしたのでありますが、これは主として專賣益金の予定收入に非常に欠陷を生じたことと、税収入がどうも芳しくなかつたというようなことに原因をもつておつたのでありまして、これもただいま中崎君からお示しのありました通り、さいわいに租税完納運動等が顯著な成績をあげまして、それがために日銀券の増発が抑止せられたような状況であります。
他方歳入の面におきましては、國民の租税負担は、すでに相当高率に逹しておりまするが、滞納或いは未納の税金が巨額に上つておりまする現状に鑑み、第一回國会において行われました租税完納運動に関する決議に基きまして、目下國会を中心といたしておりまする一大國民運動をば更に全國的に展開いたして、國家再建のために進んで納税を行うように、國民の納税義務観念の徹底を図つて行くべく非常に努力を拂うつもりであります。
他方歳入の面におきましては、國民の租税負担はすでに相当高率に達しておりまするが、滯納、未納の税金が巨額に上つておる現状に鑑み、第一回國会において行われた租税完納運動に関する決議に基きまして、目下國会を中心とせる一大國民運動を全國的に展開しておりまして、國家再建のために進んで納税を行う國民の納税義務観念の徹底をはかつているのであります。